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うさぎの性格を知ろう|種類・個性・付き合い方をわかりやすく紹介

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うさぎを家族に迎えるとき、多くの人が「かわいい」「癒やされる」といった印象を持ちます。しかし実際に飼い始めてみると、「思っていたより気が強い」「意外と懐かない」など、予想外の一面に驚く方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「うさぎ 性格」というキーワードに注目し、うさぎの性格傾向や種類別の違い、個体差、性格に応じた接し方のポイント、そして筆者の実体験も交えて、うさぎの性格を深掘りします。

「うさぎと心地よく暮らしたい」と願う飼い主さんに、少しでも役立つ情報をお届けします。

 

うさぎの性格はどんな感じ?

一言で「うさぎの性格」といっても、実はかなり幅があります。人懐っこい子もいれば、まるで猫のように気まぐれな子、さらには野生の本能が色濃く残るような慎重派まで様々です。うさぎは犬や猫と比べるとまだ一般的な家庭動物としての歴史が浅いため、性格も幅広く、驚かされることが少なくありません。

一般的には、以下のような傾向がよく見られます。

性格タイプ 特徴例
おっとり型 動きがゆっくり、あまり暴れない、人のそばで落ち着く
警戒心強め型 新しい環境や人に慣れるのに時間がかかる
活発型 走り回ったりジャンプしたり、遊び好き
甘えん坊型 よく寄ってくる、撫でられるのが好き
ひとり好き型 自分のペースを大事にし、あまり干渉されるのを好まない

このような傾向はありますが、個体差も非常に大きいのがうさぎの特徴。まったく同じ種類のうさぎでも、育った環境や飼い主との関係で性格が異なることもよくあります。日々のコミュニケーションや接し方によっても、その性格は少しずつ変化していきます。

 

種類別で違う?うさぎの性格傾向

うさぎには多くの品種があり、それぞれの品種によってある程度の性格傾向が見られます。ただし、これはあくまで「傾向」であり、すべての個体に当てはまるわけではありません。うさぎ選びの参考にはなりますが、最終的にはその子の性格を丁寧に観察することが大切です。

ネザーランドドワーフ

  • 小柄で人気の品種。好奇心旺盛だが、やや神経質な一面も。
  • 慣れるまで時間がかかるが、一度懐くと甘えてくる。
  • 自立心が強い反面、飼い主との信頼関係が築ければ一層絆が深まる。

ホーランドロップ

  • おっとり穏やかで初心者向きとされる。抱っこも比較的OKな子が多い。
  • 臆病な面もあるが、愛嬌のある行動が人気。
  • 耳が垂れているため表情が柔らかく見え、感情が読み取りやすいとも言われる。

ミニレッキス

  • 賢くて学習能力が高く、遊び好き。個性がはっきり出やすい。
  • 手触りの良い毛並みも特徴で、人懐っこい子が多い。
  • 環境に変化があると敏感に反応することもある。

アンゴラ系

  • ふわふわの毛が特徴。性格はマイペースで落ち着いている傾向。
  • 毛のケアが必須なので、スキンシップの機会は多い。
  • グルーミングを通じて飼い主との関係が深まるタイプ。

 

性格は変わる?成長とともに変化する一面

うさぎの性格は、生後数ヶ月から1歳くらいまでの間に大きく変化することがあります。たとえば、

  • 子うさぎのときは活発で甘えん坊 → 成長して落ち着く
  • 思春期で急に気が強くなる(特にオス)
  • 去勢・避妊後に性格が穏やかになるケースも

また、引っ越しや家族構成の変化、環境音の増減などでも一時的に性格が変わることがあります。
これらの変化を「その子の一面」として受け止めることが、長く安心して暮らすコツです。

さらに、飼い主の接し方次第でポジティブな性格形成に寄与できることもあります。
たとえば、いつも穏やかに声をかけて撫でてあげることで、最初は臆病だった子がだんだん甘えん坊になってくる、といった変化もあるのです。

 

実体験:私の家族のうさぎたちの性格

私がこれまでに一緒に暮らしてきた歴代の「うさこ」たちの性格を紹介します。

初代のうさこはとても懐っこく、すぐに家族の一員のように寄り添ってくれる子でした。一方で、2代目のうさこは最後まで一定の距離を保ったままの性格でした。それでも、その子のペースを尊重し、「この子はこの子」と思って接してきました。

うさぎにも、人と同じように個性があります。性格の違いがあるからこそ、それぞれの子に合わせた付き合い方が大切だと、私は実感しています。

初代うさこ

  • 神社の帰りにたまたまペットショップに寄ってお迎えした福うさぎです。
  • すぐに慣れて抱っこも平気、暴れずに爪切りできました。
  • とてもおっとりしていて、静かに私や妻に寄り添ううさぎでした。
  • はじめてのうさぎで何もわからないまま飼いましたが、とても物分かりが良く人間と仲良くできる性格でした。

2代目うさこ

  • 活発で、ケージの外で歩き回ったり運動するのが好きなうさぎでした。
  • なかなか抱っこはさせてくれず、爪切りできませんでした(自分で爪を噛んで短くしていました)
  • 子ウサギでなく少し大きくなってからお迎えしたので、慣れるのに時間がかかりました。警戒心の強い子でしたが、頭や背中をなでたりは平気でした。

3代目のうさこ

  • マイペースで穏やか。猫とはつかず離れずの関係を保っている。
  • 撫でられるのが好きで、気分の良い日は手をぺろぺろしてくれる。
  • 乾燥リンゴが大好物で、ケージの外でのんびり寝そべっているのが好きです。
  • 抱っこはできませんが、爪切りは大丈夫(2代目と同じで自分で爪を噛んで短くしています)

 

性格に合わせた接し方のコツ

性格タイプ別:うさぎと飼い主の相性マップ(性格傾向イメージ)

活発さ× 警戒心 警戒心が弱い(人懐っこい) 警戒心が強い(慎重派)
活発(よく動く) 甘えん坊タイプ
(撫でられ好き・一緒に遊ぶのが好き)
やんちゃタイプ
(自由行動好き・観察重視の接し方)
穏やか(落ち着いている) おっとりタイプ
(初心者向き・一緒にくつろぐ)
ひとり好きタイプ
(そっと見守る・無理な接触NG)

飼い主さんも「どんな子かな?」と観察しながら、相性や接し方を考えてみてください。

うさぎの性格によって、接し方を変えることがポイントです。個性を尊重しつつ、快適な関係を築くための工夫が必要です。

性格タイプ 接し方のポイント
やんちゃ 無理に触らず、時間をかけて信頼関係を築く
甘えん坊 撫でる時間を多く取り、名前をたくさん呼んであげる
おっとり スキンシップを大事に、静かに寄り添う
ひとり好き 近づきすぎず、うさぎのペースを尊重する

また、性格に合わない接し方をすると、うさぎがストレスを感じて体調を崩すこともあります。
そのため、**「こうするべき」ではなく「この子は何が心地いいのか」**という視点で接することが大切です。

 

よくある質問(Q&A)

Q. うさぎの性格はどうやって見分けるの?

A. 初対面のうさぎでも、行動や反応からある程度性格を読み取ることができます。例えば、撫でられるとすぐに伏せる子は甘えん坊の傾向があります。一方、すぐに逃げる子は警戒心が強めな可能性があります。観察を続けることで、徐々にその子の「らしさ」が見えてきます。

Q. 性格が合わないと感じたらどうする?

A. 無理に距離を詰めようとせず、うさぎのペースに合わせて接することが大切です。信頼関係は時間をかけて育てるものなので、「この子はこういう子なんだ」と理解することが第一歩です。徐々に距離が縮まるケースも多くあります。

Q. 性格が変わるのは普通のこと?

A. はい、うさぎの性格は成長や環境の変化によって変わることがあります。特に子うさぎ期や思春期、避妊・去勢後には性格が大きく変化することがあります。その変化も含めて見守り、対応していくことが大切です。

 

うさぎを手放さないで:命と向き合う気持ちを大切に

近年、うさぎブームの影響で「思ったより懐かない」「性格が合わない」と感じて、うさぎを捨てたり手放してしまう人が増えているといわれています。

うさぎは気持ちを持った生き物で大切な命です。一緒に暮らす中で少しずつ性格を知り、信頼関係を築いていくことこそが、本当の意味での「家族」になることだと思います。

「思っていたのと違った」からではなく、「この子をもっと知りたい」から始まる関係を、どうか大切にしてあげてください。

 

まとめ:うさぎの性格を理解して、より良い関係に

うさぎの性格は実にさまざま。種類ごとの傾向はあるものの、個体差が大きく、時間とともに変化することもあります。だからこそ、観察し、理解し、性格に合わせた接し方をすることが、うさぎとの暮らしを豊かにします。

飼い主さん自身がうさぎに合わせて歩み寄ることで、信頼関係が深まり、より愛情のある暮らしが実現できるはずです。

そして何より、性格の違いこそが「うさぎと暮らす楽しさ」。ぜひあなたのうさぎの個性を大切にしてあげてくださいね。

この記事をきっかけに、あなたとうさぎさんの関係がより深まりますように。