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住民票をローソンで便利に取得する方法

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はじめに

「役所の開いている時間に行けない」「仕事や育児で平日に時間がとれない」——そんなときに便利なのが、ローソンのマルチコピー機を使った住民票の取得サービスです。

このサービスを利用すれば、マイナンバーカードを使って、全国のローソン店舗(一部除く)で住民票の写しを取得できます。わざわざ役所に行かずに、最寄りのコンビニで簡単に手続きできるのは非常に便利です。

この記事では、ローソンで住民票を取得するために必要なもの、手順、注意点、そしてよくある質問まで、わかりやすく解説していきます。

ローソンで住民票は本当に取れる?

結論から言えば、多くのローソン店舗で住民票の写しが取得できます

全国のローソンに設置されているマルチコピー機には「行政サービス」というメニューがあり、これを使って住民票や印鑑登録証明書などを発行することができます。

ただし、このサービスを利用できるのは、「コンビニ交付サービス」に対応している自治体の住民に限られます。つまり、あなたの住民登録がある市区町村が対応していないと、たとえローソンに行っても取得はできません。

対応状況は、総務省や各自治体のホームページから確認できます。また、対応していない地域に住んでいる場合でも、今後サービスが拡充される可能性があるため、最新情報を定期的にチェックしておくとよいでしょう。

住民票を取得するのに必要なものは?

ローソンで住民票を取得するには、以下の2つが必要です。

  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 4桁の暗証番号(利用者証明用)

マイナンバーカードは、プラスチック製で顔写真がついたもので、通知カード(紙のもの)では利用できません。

また、発行時に設定した4桁の暗証番号が必要となるので、忘れてしまった場合は役所での再設定が必要です。番号を3回間違えるとロックがかかってしまい、その解除も窓口対応となるため注意が必要です。

有効期限が切れていたり、ロックがかかっていたりする場合も利用できないので、事前にカードの状態を確認しておきましょう。

さらに、住民票の取得は本人しかできません。家族であっても代理取得は不可となっているため、必ず本人がカードを持って来店する必要があります。

取得できる時間と手数料は?

住民票の取得が可能な時間帯と手数料は、以下の通りです。

  • 時間帯:6:30〜23:00(年末年始などは除く)
  • 手数料:1通あたり300円程度(自治体によって異なる)

ローソンは24時間営業の店舗が多いですが、住民票交付サービスは上記の時間帯に制限されています。これはシステムメンテナンスの関係や自治体との連携時間に制限があるためです。

また、手数料は基本的に現金のみで、電子マネーやクレジットカードには対応していない店舗が多く見られます。特に深夜帯に利用する場合、小銭が手元にないと再度来店しなければならなくなるため、事前の準備が重要です

【体験談:平日の夜に急ぎで必要になった場合】
あるユーザーは、就職先で急きょ提出を求められた住民票を、平日の夜にローソンで取得できたことで非常に助かったと話しています。役所が閉まっている時間でも入手できるのは、忙しい現代人にとって大きな利点です。

実際の手順(マルチコピー機の使い方)

ローソン店舗内にあるマルチコピー機を使って住民票を取得する際の流れは、以下の通りです。

【STEP1】トップ画面で「行政サービス」を選択

コピーやファクスなどのメニューの中に「行政サービス」という項目があります。画面に表示されるアイコンの中で、比較的わかりやすい場所に表示されています。

【STEP2】マイナンバーカードをセット

画面の案内に従って、マルチコピー機のカードリーダーにマイナンバーカードをセットします。読み取り部分は画面下部にあり、挿入方向を間違えないよう注意が必要です。

【STEP3】暗証番号を入力

4桁の利用者証明用暗証番号を入力します。この番号を3回間違えるとロックされ、手続きが続行できなくなります。

【STEP4】発行する証明書の種類を選ぶ

「住民票の写し」を選び、必要な内容(世帯全員分か本人のみか、続柄・本籍の記載の有無など)を設定します。項目は画面に順を追って表示されるので、迷うことは少ないでしょう。

【STEP5】内容を確認し、料金を支払う

設定内容に間違いがなければ、画面上で最終確認をしてから、所定の料金を投入します。500円玉や1000円札も使用可能な機種が多いです。

【STEP6】証明書を受け取る

マルチコピー機から住民票がプリントされます。画面に「処理中」と表示されている間は機械から離れず、印刷完了後に忘れずに書類を受け取りましょう。

【図解補足:マルチコピー機の位置】
ほとんどのローソンでは、店舗入り口近くやレジ横に設置されています。利用中は、周囲に他のお客さんがいることもあるため、個人情報の取り扱いには十分注意しましょう。

対応していない自治体もあるので注意

すべての市区町村がこのサービスに対応しているわけではありません。

引っ越したばかりの方や、地方にお住まいの方などは、住民登録がある自治体がコンビニ交付サービスに対応しているかを事前に確認する必要があります。

対応状況は以下の方法で確認可能です:

  • 総務省の「コンビニ交付サービス対応自治体一覧」ページ
  • 自治体の公式ホームページ

「〇〇市 ローソン 住民票」などで検索すると、利用可否が出てくることもあります。

なお、対応していない自治体では、役所の窓口でのみ交付を受けることになります。特に年度末や引っ越しシーズンは混雑しやすいため、事前に確認しておくと安心です。

Q&A:よくある質問

Q:代理人でも取得できますか?

**A:できません。**マイナンバーカードによる本人確認が前提となっているため、必ず本人がカードを持参して手続きする必要があります。家族であっても、カードを預かっての操作や、暗証番号の入力代行は認められていません。

Q:カードを忘れたらどうなりますか?

**A:利用できません。**マイナンバーカードを忘れた場合は、マルチコピー機の行政サービスにアクセスできません。通知カードや運転免許証では代用不可です。取得を希望する場合は、改めてカードを持って来店する必要があります。

Q:暗証番号を3回間違えるとどうなりますか?

**A:ロックがかかり、手続きできなくなります。**この状態になると、マイナンバーカードを持って市区町村の役所窓口へ行き、暗証番号を再設定しなければなりません。再設定には本人確認書類が必要ですので、事前に自治体の案内を確認しておきましょう。

Q:印刷を間違えた場合、返金はされますか?

**A:原則として返金不可です。**コンビニ交付サービスは自己責任のもとで操作する仕組みとなっているため、内容の選択ミスや暗証番号入力ミスによって発行された証明書でも、基本的には返金や再発行の対象にはなりません。印刷前に内容をしっかり確認しましょう。

Q:証明書は感熱紙ですか?公式な書類として使えますか?

**A:感熱紙ではなく普通紙に印刷され、公式書類として利用可能です。**提出先によっては「コンビニ交付の住民票でも大丈夫ですか?」と事前に確認することをおすすめしますが、多くの企業・機関で問題なく受理されています。印刷面が汚れないように保管・提出することも大切です。

まとめ

ローソンのマルチコピー機を使えば、住民票の写しを簡単に、しかも役所に行かずに取得することができます。必要なのは、マイナンバーカードとその暗証番号だけ。

ただし、サービスが使えるのは自治体が対応している場合のみであり、時間帯や支払い方法にも注意が必要です。

最近は、コンビニ交付サービスを活用する人が増えていますが、まだ知らない方も少なくありません。この記事を参考に、事前に準備してスムーズに手続きできるようにしておきましょう。忙しい日々の中で、ぜひ活用していただきたい便利なサービスです。